親子で楽しむノンタンぶらんこのせての読み聞かせ

読み聞かせ方に困っていませんか?絵本によって、ことばをたくさん話してほしいと思っていませんか?ここでは、2児(7歳と2歳)の母が、子供に読み聞かせた絵本の紹介をしています。

ただ絵本に書いてある文字を読むだけじゃもったいない!

絵本でたくさん子どもとお話しして親子との大切な時間を築きませんか?

ママと絵本読みたい!と言われると嬉しいですよね!

今回は、大人気ノンタンシリーズ「ノンタンぶらんこのせて」を紹介します。

この本を読むことで、

順番やルールを守大切1から10までの数を数えられるようになります。

この本には、楽しいかぞえ歌があります♪ぜひ一緒にうたってくださいね😊

ノンタンぶらんこのせてとは?

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絵本のあらすじ

ノンタンが大好きなぶらんこに乗っていると、お友達のうさぎさんやぶたさんたちがやってきて「のせてー」といいます。しかし、ノンタンは「だめだめ」といい、順番をかわろうとしません。怒ったお友達は、「じゅんばん、かわってよ!」と順番を守るようにノンタンに教えます。

すると、ノンタンは
「かわるよ かわるよ。10まで かぞえたら、じゅんばん かわるよ。」
最初は、1・2・3までしか数えられなかったノンタンでしたが、みんなに10まで数えてもらい、順番にブランコに乗って遊ぶことができました。

ノンタンはルールを無視しますが、遊びの中で順番を守ることの大切さを学んでいきます。最後にはみんなと仲良くぶらんこを楽しむことができるようになります。

対象年齢とその理由

1歳から3歳くらいの幼児

出版社と著者について

  • 出版社
    偕成社(かいせいしゃ)
    日本の児童書を中心に出版している出版社で、ノンタンシリーズ全般を手掛けています。偕成社は、子どもたちが楽しみながら学べる本を数多く出版しており、ノンタンシリーズはその代表作の一つです。
  • 著者
    キヨノ サチコ(きよの さちこ)
    キヨノ サチコさんは、『ノンタン』シリーズを手掛けた日本の絵本作家です。ノンタンシリーズは、1976年に第1作が出版されて以来、40年以上にわたり多くの子どもたちに愛され続けています。明るい色彩と親しみやすいキャラクター、子どもの目線で描かれるストーリーが特徴です。

読み聞かせ方のコツとは?

親が質問しながら読み聞かせることで、子どもを「聞き手」から「積極的な参加者」に変えることができ、言葉の力だけでなく、親子の絆や思考力を育む大きな効果があります。

大人:(うさぎさんが)「ノンタン ノンタン ぶらんこのせて。」
   「だめ だめ これからたちのりするんだもん。」
   「こんどはだれがやってきたかな?」
子ども:「くまさん!」
大人:「そうだね。くまさんだね。くまさんはなんていうかな?」
子ども:「のせて!」遊び方のルール
大人:「そうだね。ぶらんこのせて。」

大人:「ノンタン ノンタン、ぶらんこ のせて。」
   「だめ だめ これから、ビュンビュン スピードのりするんだもん。」
   「あれあれ?みんなのお顔どうなってる~?」
子ども:「おこってる!」 気持ちの表現
大人:「そうだね。みんな口がへの字になって怒った顔をしているね。どうして怒っているのかな~? ←答えられなくても考えさせる時間を与え、考える力を育む

大人:「ずるいよ ずるいよ。ノンタン ずるいよ。」
   「じゅんばん じゅんばん、かわってよ。」
   「じゅんばんかわってあげなかったから、みんな怒っているね」

大人:「みんなで10までかぞえてあげるよ。それっ!」

♪ 1・2・3・4・5・6・7・8・9・10、おまけの おまけの きしゃぽっぽ、ぽーっとなったら かわりましょ! ←リズムに合わせて一緒にうたう

大人:「はい つぎはだれがのるのかな?」
子ども:「うさぎさん!」順番
大人:「そうだね。次はうさぎさんのばんだね。じゅんばんだね。」

また、いっしょにかずをかぞえてうたう

大人:「次は、だれのじゅんばんかな?」
子ども:「くまさん!」順番
大人:「そうだね。今度はくまさんがぶらんこにのっているね。」
   「くまさんのうしろはどうなっている?」←指さしして聞く
   「一列に並んで待っているね」←ルールを教える

読み聞かせた効果とは?

『ノンタンぶらんこのせて』は、リズミカルな言葉とシンプルな表現が特徴で、小さな子どもが言葉を覚えるのにぴったりの絵本です。

順番遊びに関する言葉を言えるようになります。

「ぶんらこのりたいときになんていう?」
「かわってー」
我が家には、トランポリンの遊具があるのですが、お兄ちゃんがジャンプして遊んでいると、
「じゅんばん、かわってー」と言うようになりました。
そして、「1、2、3・・・ぽーっとなったらかわりましょ♪」と数を数え終わったら、「はい。ママ、どうぞ」と順番を守り、みんなで遊ぶというルールを学んでいました。

1から10まで数を数えられるようになります。

この絵本には、楽しいかぞえ歌があります。

みんなが一緒に10までかぞえる歌です♪

♪ 1・2・3・4・5・6・7・8・9・10、おまけの おまけの きしゃぽっぽ、ぽーっとなったら かわりましょ!

うたは言葉より覚えやすいのでしょうか、リズミカルに歌いながら数を数えると、最初から全部言えないかもしれませんが(うちは4や5が抜けたりしていましたが)楽しく何度もうたうと、自然と言えるようになりました。
お風呂に入っているときや、歯磨きをするときに、「かわりましょ」の部分を「あがりましょ」や「おわりましょ」など、替え歌にして、生活の中でよく子どもと一緒に歌っていました。

まとめ

シンプルな表現が多いので、子どもがセリフを丸ごと覚えて言うようになりました。
「ぶらんこのせてー」や「だめだめ」とセリフを言わせてあげたり、
大人:「ずるいよ。ノンタン。なにかわってって言ってる?」
子ども:「じゅんばん!」などと、発言を促すことができます。

また、最後のかぞえ歌は、いろんなシーンで活用して歌えますので是非お子さんと一緒に楽しく歌ってみてくださいね😊


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